焼き鳥屋のおじさん2

 umebosi.jpg 今日は、前に書いた焼き鳥屋のおじさんのお話でございます。そのお店は米沢市の魚民の近くのボーリング場の斜め向かいの角地にある「とり串」さんでーす。行ってみてや。

 さて、その店に初めて入ったときのことっす。

 店に入って右側にカウンター。おじさんが「いらっしゃい。」と愛想笑いで応えてくれた。

 まだ早い時間で誰もお客さんはいない。真ん中ぐらいに座ってメニューを見た。飲み物は何にします?言われて、

 「え~この梅チューハイお願いします。」

 「あーできますよ。できますけどちょっと待ってねぇ。」

 「はぁ。」

 おじさん、厨房に入って出てこない。タバコを吸って待ってたら、

 「お客さん。梅チューハイっていうと焼酎に梅干が入ったアレですね?」

 「はい。フツーそーすよね。つか、メニューにのってますよ。」

 「うん、冷蔵庫に梅干あるんですけど開け方がわからないんでねえ。ああ困った。」

 「はぁ?ちょっと持ってきてみてよ。」

 するとおじさん透明の円形のプラスチック器に梅干がいっぱい入ったのを持ってきた。まだ未開封みたいでフタのところにビニールテープが巻いてある。

 「これテープをまず取らないと開かないすよ。」

 「ああ、そうか。8時にバイトの人来るんだけど、オレはやったことないんだ。」

 「はぁ?まあとにかく開けましょうよ。テープとって。」

 するとオジサン何を思ったかカッターを持ってきてテープを切ろうとしている。

 「あぁオレやりますよ。それは無理があるがな。」

 仕方なく梅干容器をぐるぐる巻きのテープをはずし目出度くフタがあいた。

 「はい、フタ開いたよ。」

 「お客さんにやらしてごめんね。ところでこれはどーすれば?」

 「はぁ?」 この話はまだ続きます。

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