郷土愛・地元愛@山形県

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はーい!シゲちゃんでーす。

 今回は「郷土愛」について考察してみるっす。「郷土愛」にランキングなんてのがあるんすね。雑誌や新聞でアンケートをとって公開してるんすよ。さて山形県はどうなんすかねえ?

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◎ 出典)「地域ブランドニュース」つうサイトに載っているデータ(2010年版)。

 ほうほう、まあ想像はしていたものの、やはり北海道や沖縄、そして京都。この辺が上位を占める常連さんのようっすね。埼玉、千葉が郷土愛が低いつうのは東京のベッドタウンつう地理的な意味合いが強いような気がするす。たぶんそうっす。東北では意外にも秋田って愛着度が低いんすね。知らなかったっす。ランキングっすからまた変化してると思うんすけどね。

 さて山形県はつうと47都道府県中で25位。うーん真ん中ぐらい?可もなく不可もなくの平均値つうことすね。米沢の知り合いに聞くと「いいとこだけど、雪ひどいし、福島のほうがいいかも。」なんて答えが返ってくるっす。福島か、確かに雪は少ないし東京に近い(地元では重要らしい)。

 米沢南部在住のA君は酒を飲むといつも言うせりふがある。

「おめだんどごより、赤崩のほうが東京さ近いべ?ちがうが?」

※ 君たちの住む所より赤崩(読み「あかくずれ」:米沢市南東部の地名)の方が東京に近いよね?違うかい?

 確かにそうである。それは事実だ。でも・・。と、その場の反応は一致しているわけで。それと郷土愛の関係はあるんすかねえ。あるかも。おそらく市街地(米沢で言うところの「街中(まちなか)」)の住民から、ある意味見下されてきた過去を持つ郊外在住の人々の対抗策のひとつだったのだろう。(この文はあとで非難がきそうな気が。)

 都市部一極集中について論議されている昨今である。戦後、東京は焼け野原。そして戦後の復興が始まり、人手不足が起こり、全国の地方から人々(主に長男を除く兄弟)が続々と上京。そして高度成長期を迎え、日本の十分の一となる1200万人が住む東京をはじめとして大都市圏が形成された。

 地方の農村部には老人が取り残され過疎化現象が問題視されたのが、私、シゲちゃんの若い頃(1980年代)なんす。その頃流行したのが。吉幾三の「おら東京さいぐだ!」なんす。都市部の若者から「ダサい。イモい。田舎の香水の臭いがする。」と散々に蔑(さげす)まれた地方。



 30年ほど前(バブル崩壊期)から地方を見直す動きが出て現在に至るわけっすね。もう一度ランキングを見てもらうとわかるんすけど、東京に遠いところ(北海道・沖縄・福岡)は別の文化圏が広がるわけっす。独自の文化といってもいいっすよね。

 北海道の友人は「はんかくせえ。東京、東京って所詮は田舎もんの集まりだべ?北海道はいいぞお。」というわけで。沖縄の手前の鹿児島県徳之島町在住のM君は、「東京?くまやしぎろっかね。(寒すぎるべ)」と言い意に介さない(全く問題視していないの意)わけなんす。

 さて、郷土愛は両刃の剣(りょうばのつるぎ)でもあるっす。つまり振りかざすと良くも悪くもなるということすね。郷土愛を持って地元の人と交流するのはとても良いことなんすけど、他県から来た人なんかには排他性、阻害性とうけとられるわけっす。事実、仕事で京都に転勤させられたS君は「いやあよそ者に冷たいって京都が一番でしょ。もう入れないすよ、先輩。ナンギやなあ。」とのたまっている。

 山形にも単身赴任で来ている方も多いっす。ぜひとも歓迎してあげましょう。ただでさえ心細いんすからね。それには芋煮会なんて最高の場所でしょ。家族で来ている人ならなおさら招待してあげましょう。
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 あれ?なんか方向がずれてきた気も。

 ◎ 10月8日から米短や山大で恒例の吾妻祭が開催されます。今年のお笑い系タレントさんは「ヒゲ男爵」だそうすよ。行ってみてね。ではまた。

追記)置賜弁で一般に田舎のことを「ザイゴ」と言います。調べてみると「ザイゴ」は「在郷(ざいごう)」のことなんすね。「在のかた」とも言うらしい。これは郊外に田畑を所有している農家のことを指すことが多いそうす。いまや都市化にともなって田畑を売って裕福になっている方々も多いので、過去の差別用語とは意味あいが異なってしまっているっすよ。

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