私オカマでした(20)

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はーい!シゲちゃんでーす。

 災難は忘れた頃にやってくる。今日は「私オカマでした」の20回目っすよ。つか間が空きすぎて忘れてた方もいるかも。前回は、山本監督に赤塚不二夫先生にタモリさんの登場で盛り上がって終わりましたが、その後どうなったのか!

 新宿ゴールデン街の一角にある小さなオネエ系のお店「ナイトビーンズ」。テレ朝取材に有名人の訪問もあってママもスタッフもフラフラになっていた。僕は朝日のまぶしい中央線に揺られてアパートまで帰宅。太陽が黄色く見えるってのはこういうことなんだと実感していた。時間は朝の6時をまわっていた。

部屋に帰るとドアに貼紙がある。

「留守のようなので大家さんに挨拶して帰ります。今日もう一泊するので連絡ください。夕方5時以降吉祥寺の東急インにいます。母より」

東急インの電話番号と部屋番号が書かれた名刺がはさんであった。

「マジかよ・・急に来るなんて。連絡もなしに何考えてんだ・・。」

 ふらつく足で五日市街道をまたぐ歩道橋を渡って下にある公衆電話に向かった。週末の夜は埼玉方面から暴走族がやってきて静かな道路が騒がしくなる。歩道橋の下の柱や電話ボックスには「●●参上」とか「夜露死苦」とかがスプレーで落書きしてある。電話ボックスには赤いスプレーで「死」と書いている。

黄色い公衆電話に10円玉をあるだけ入れた。

ガチャッ・・ビーーッ・・プルルルルル・・。

フロント「毎度ありがとうございます。東急インフロント担当小池でございます。」
シゲ「あっ・・あの私●●といいますが、その、うちの母が泊まっているようで・・。」
フロント「はい、お部屋の番号おわかりですか?」
シゲ「はい、312です。今つなげますか?」
フロント「かしこまりました・・。」

部屋に転送してくれたらしく呼び出し音が鳴った。

母「はい、●●です。」
シゲ「あっ、オレだけど、シゲ、ごめん起こした?」
母「今起きたとこだよ。お前昨日どこいってたの?」
シゲ「つか、なんで連絡しないんだよ。急に来てさ。」
母「急に来られるとまずいことでもあんの?」

シゲ「そーじゃなくて、迎えぐらいいったのに。」
母「池袋のおばさんちに来たんだよ。ついでだからお世話になってる大家さんに挨拶して、お前の部屋を見ようと思ってね。」
シゲ「で・・部屋入ったのかよ。」
母「大家のおばさんにあけてもらった。まあ思ったとおり汚い部屋だわ。」
シゲ「余計なことすんなよ。で、これからどーすんの?」

母「あんた今からこのホテルに来なさい。」
シゲ「オレさぁ、寝てないんだよ。だから無理だわ。」
母「ほーっ、寝ないでなにやってたの?」
シゲ「いいじゃん、金ないからもう電話切れるよ。」
母「わかった、じゃあ私が行くから寝てなさい。」

ガチャッ・・。

一気に疲れが出たような気がした。トボトボと歩いて部屋に戻った。ドアを開けると想像通りの部屋だった。服はたたんで置いてあり、ゴミの入った袋が2つ入り口に置いてあった。母が来るだろうとカギはあけたままにすることにした。服を脱いでジャージに着替えた。横になると睡魔が襲ってきた。(続く)

今度はなるべく間を空けずに続けますね。
→ 私オカマでした(21)

この記事へのコメント

  • ケン

    ちわっす!ケンです。
    オカマでした。待ってました。
    読んだけど大きな展開はない。
    続編早めにお願いします。
    2017年03月07日 14:49
  • こんにちわ、吉祥寺、なつかしいです。
    実は私も若い頃東京の京王井の頭線沿線で暮らしていました。
    ロンロンでしたか、今はだいぶ変わったでしょうね。
    たまには東京にでかけてみたいです。
    2017年03月08日 16:52
  • 消極ピエロ

    http://popjav.com

    オカマってJAV見るの?
    2017年06月01日 07:57

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